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映画「きっと、うまくいく」で考えるキャリア

更新日:2021年9月16日

お久しぶりです、あやです。最近は梅雨が明けてしまい、暑いですね。暑いからか、辛いものにハマっているこの頃で、「タラタラしてんじゃねーよ」っていう駄菓子にハマっています。


そんなことはさておき、皆さんは映画「きっとうまくいく」を観たことありますか?ボリウッド映画の中でも一際存在感のあるコメディ映画だと思うのですが、このコメディ映画は実は名言だらけとさかなさんは言うんです!ぜひ1・2年生に勧めたいと言っていたのでその理由を聞いてみました!ぜひ最後まで読んでください!

<目次>



<メンタープロフィール>


さかな

経済学部4年生・一橋大学管弦楽団

金融系企業内定者


あや

社会学部4年・国際部ドラマセクション

EC系企業内定者

あや  1・2年生にお勧めしたい映画として「きっとうまくいく」を選ばれたんですね。


さかな この映画ほんとにお勧めなんだよね!


あや  私まだ見たことなくて....ずっと観たい観たいって思ってるんですけど笑


さかな そうなんだね!「Amazon Primeにある、見たいけど見ていない映画ランキング1位」だよね笑


あや  めっちゃわかります!私みたいな人、友達にもいます笑笑 この映画すごい有名ですよね?


さかな そうね、賞も受賞してたり、何かと人気だよね

「きっと、うまくいく」はただのコメディじゃない!

あや  3時間のコメディ映画だと思うのですが、少し長く感じてしまいます。人気の秘密はどこにあると思いますか?


さかな う〜ん、一言では難しいなぁ。でもこの映画ですごく感動したのは伏線回収が見事な点かな。


あや  伏線回収ですか?そもそもどういう話でしたっけ?


さかな この映画はもちろんコメディなんだけれども、実はミステリー要素もあったりして、ストーリーがすごいしっかりしてるんだよね!


あや  ミステリーなんですか?



さかな そう!舞台はインドのエリート理系大学なんだよね。そこに通っていた3バカトリオが社会人になった後に、トリオの一人で行方不明になってる、天才で型破りなランチョーって人を探す話なんだ!


あや  え、ランチョーが行方不明ってどういうことなんですか?


さかな 大学の卒業式の後にぱったり連絡が途絶えて、ずっと会えてなかった、って感じかな。あと、青春パートの伏線を社会人パートで見事に回収していくところがこの映画のすごいところだと思ってる!


あや  ずっとよくあるインド映画だと思っていました。いきなり歌って踊り出して、恋に落ちるベタなストーリーみたいな。


さかな それはあながち間違いではないと思う!そういう側面もあるよ!笑


あや  伏線回収がすごいと言うことは無駄がないってことですか?


さかな そう!3時間は長いと思うかもしれないけど、無駄なシーンがひとつもないってこと!映画のどのシーンも見逃しせない、どのシーンも伏線になってる、みたいなところが本当に面白いし、感動した!


あや  そうなんですか、すごいですね!そのような笑えて、スッキリするコメディ待ってました!笑笑 観てみたくなりました!


さかな 本当におすすめだから是非観てください!

「きっと、うまくいく」が心に残る理由

〜成功の影を追うな〜

さかな あともう1つ。この映画、実は名言も多くて。天才なランチョーは、生きる名言集みたいな人なんだよ。


あや  そうなんですか?


さかな そう、ランチョーがところどころでいう言葉が刺さるんだよ。


あや  一番刺さったのはどれですか?


さかな そうだねぇ〜、一番刺さったのは「成功の影を追うな。優秀であれば自ずと成功はついてくる」かな。


あや  本質を突いている感じのする言葉ですね。


さかな 映画の中で印象的なシーンがあって、ランチョーが教授に向かって「この大学は点数の取り方を教えてる」って言ってる場面があるんだ。学問を学ぶのではなく、点数の取り方を教えてるってね。でもこの指摘って就活にも同じことが言えるって思った。


あや  就活ですか?


さかな そう、就活対策ではよくESの書き方とか面接での答え方とか、そういう小手先のテクニックばかりが浸透してて、もっと広い目で自分が何をしたいのかを考えるべきなんじゃないかなって思う時が多いよ。


あや  成功の影っていうのは、就活でいうテクニックのことってことですか?


さかな そうそう。就活で本当に考えるべきことは自分のやりたいこと、“夢” が何かってことなんじゃないかなって思う。映画でもその “夢” に向かって無我夢中にやっていれば成功はついてくるって言ってるよ。


あや  夢ですか。難しいですね。


さかな この映画ではさまざまな夢を持っている人が出てくるよ。貧しいながら大学に行かせてくれた家族を支えたいという夢を持っている人。父親に生まれた時からエンジニアになる夢を強制されながら密かに動物カメラマンになる夢を持っている人。



あや  エンジニアになれっていう考え方ずいぶん偏っていませんか?


さかな そうだね、映画だから誇張して表現していると思うけど、「いい大学を出て、良い職業に就く」っていうインド社会を表しているんだと思う!ただ、一橋も「大学出て、いい企業に行く」みたいな風潮あるし日本もそんな変わらない気もするけど笑


あや  そうですね笑


さかな まあ、だからと言って大企業行くのが安易だよねとかそういう話ではなくて。僕としては就活をするときには、今一度自分が何したいかをちゃんと考えてほしいなって思うな。自分にとっての成功、自分にとっての幸せとは何か。


あや  わかります!自分にとっての夢・成功・幸せは、全て答えに辿り着くのがとても難しいですが、考えること自体が大事だなと思います。


さかな そうなんだよね!だから僕が1・2年生に伝えたいのは、1・2年生の間は就活を意識しなくていいと思ってる。「就活のために」って枕詞で何かをやるのは違うなって思ってて、逆になんでも好きなことを思う存分やることで、自分の将来やってみたいことが自ずと見えてくるんじゃないかなって。人の言う「成功」を追わないで、自分がやりたいことをやっていれば、「きっとうまくいく」ってね。


あや  笑笑 タイトルがしっくりきました笑


さかな 「All is well(=きっとうまくいく)」もランチョーの口癖で、邦題にもなってるいい言葉だよ。



仕事をする理由

あや  以前さかなさんは「ドラえもんがいるような世界」を夢として持っているとおっしゃってたと思うのですが、どうやって自分の夢に辿り着きましたか?


さかな そうだね。就活時によく言われる自己分析ってやつをやって、自分の過去を振り返ったんだ。それで思い出したのが今まで認知科学やAIに興味があったり、もっと遡って小さい頃はドラえもんの世界にのめり込んでいたんだよね。


あや  なるほど!小さい頃に受けた影響が今の興味に繋がってるって感じですか?


さかな そうだね!そこからドラえもんがいる世界への愛を再認識して、ドラえもんが存在しうるような世界を見てみたいし、自分の夢だなって確信したよ。


あや  私は就活を始めたばかりの頃、自分の夢を考える時に好きなことから引っ張ってきていました。例えば歌うのが好きだから歌手になりたいとか、映画が大好きだから映画に関わる仕事がしたいなとか。さかなさんもオケやってると思うのですが、オケの延長で就活を考えられたことはありますか?


さかな あるよ!ドラえもんの前は、オケの会場の支配人になりたいって思ってた笑笑 でも心のどこかで少し違うと思ってる自分もいたんだよね。


あや  その違うなって感覚、気付くまでが難しい気がしてるのですが、趣味の好きと夢って何が違うんでしょう、、、


さかな そうだねぇ。自分が没頭できるものがあるのはいいと思う!でもそれは好きな時に関われるから最高なのであって、それとともに生きると言うのはまた違うんじゃないかな。


あや  趣味とは適度な距離感を保てるって言う表現であっているのでしょうか、でもわかります。そうなると夢と趣味の好きってどこが違ってくるのでしょう、、、その延長線に社会があるかどうか、社会に目が向けられているかどうかでしょうか。


さかな そうかも!僕はドラえもんが存在しうるような社会になったらいいな、それに向かって貢献できたらいいなって思った。


あや  「こういう社会っていいよね!」と心の底から本気で思えるものが夢なのかもしれないですね。それが自分の中に定まると就活も判断軸がはっきりしたり、先を見据えることができるようになる気がします。


さかな まさにそうだと思う。叶わなくてもそこに向かって頑張れていれば幸せなんじゃないかなって。それで自分が見てみたい社会に向かって貢献できたなと感じられた時なんじゃないかなって。


あや  そうですよね、そのように感じられる仕事をできるファーストキャリアを1・2年生には選んで欲しいなと思います。



あや  今日はありがとうございました。映画「きっとうまくいく」を出発点に夢とは何かを話せるとは思っていなかったのですが、結構いい発見だった気がしてます!


さかな ぜひ1・2年生には目指してみたい理想の自分像を考えてみて欲しいです。


あや  そうですね!他に何か話したいことありますか?


さかな 映画の面白さならあと1時間話せるよ笑笑


あや  笑笑

いかがでしたでしょうか?私はさかなさんと話したあとすぐ映画を観ました!泣いて、笑って、感動して。とても楽しい3時間だったので、ぜひ皆さんも観てみて欲しいです!そしてこの記事が何かと皆さんが将来について考えるきっかけになったらなと思っています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!右下のハートを押していただけると泣いて喜びます!お願いします!


また、エンカレメンターと話してみたい!と思ってくれた方はぜひ面談に申し込んでみてください!

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