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先輩に聞く、「体育会」のハナシ

更新日:2021年10月22日

始めまして!7月に新しく加入したメンターのうちぃです。



10月に入って涼しくなり、大分過ごしやすくなってきましたね。西キャンパスのイチョウが銀杏爆弾を降らせて、図書館前ではほのかに香る金木犀...季節は秋です。



読書、食欲、芸術と、秋は色々なことに打ち込むのにもってこいの季節。

皆さんはこの秋の予定は立てましたか?



僕を含め、体育会の皆さんには秋は大事な季節だと思います。そう「リーグ戦」です。野球、アメリカンフットボール、バドミントンなど、実に多くの体育会の部活がいよいよ大詰めを迎えます。



今回の記事ではコロナ禍でも体育会の活動を頑張る後輩の皆さんにエールを送るために、僕を含めた体育会のメンバー4人の対談をまとめました!是非最後まで読んでいってくださいね!





【目次】






それぞれの自己紹介


  • うちぃ【メンター/インタビューアー・体育会弓道部・4年・元渉内】

インタビュー初心者。キャパに見合わぬやる気がある。


  • H.S.【ラグビー部・4年・主務】

仙台出身のナイスガイ。肩幅。釣りが好き。


  • N.F.【男子バレーボール部・4年・マネージャー長】

フッ軽女子。生活力は低め。何かとノリが良い。


  • K.M.【フィールドホッケー部・4年・マネジメント担当】

ムードメーカー。根は実直Boyで後輩マネージャーに話しかけられない。







「なぜ体育会に入ったのか?」


  • うちぃ(弓道部)

今回は、主に体育会に所属している1、2年生に向けて、皆の経験を共有してもらって、後輩たちの「熱中できる学生生活」の一助にしてもらおうと思います!


まずはじめに、皆が体育会に入った理由を教えてください!


  • N.F.(バレーボール部)

浪人期に『ハイキュー!!』にどはまりして(笑)その流れかな。実際に体育館に見に行ったら凄い格好良くて。私は出不精だから、行っても行かなくても良いサークルだと家から一歩も出ない気がして。


  • H.S.(ラグビー部)

『ハイキュー!!』は俺の地元が舞台なんだよ(笑)。かくいう俺も合理的な理由じゃなくて、サークル紹介でボート部にたまたま勧誘されたとき、経験スポーツの欄に「ラグビー」って書いて説明受けてたんだけど、終わって振り返ったら三方をラグビー部の先輩に囲まれてたんだよね(笑)


  • K.M.(フィールドホッケー部)

わかる。大学生って言ったら定番はテニサーかなって思ったんだけど、どうしてもオシャレ度とかについていける気がしなくて。高校までやってたフィールドホッケーに落ち着いたなぁ。


  • うちぃ(弓道部)

入学当初から「ここ」って決めてる人って案外多くないよね。やっぱり実際に会った人の良さとか競技の魅力で決める人が多い気がする。自分は大学から弓道を始めたんだけど、初めて弓道場に行ったときは感動したな。コロナ禍でそういうところが伝わりづらくなってるのは少しもったいないところではあるよね。



「ズバリ!体育会の魅力とは!」


  • うちぃ(弓道部)

そんな感じで、言ってしまえば皆、多少偶然的に入部したわけだけど、何かしらハマることがあったからここまで続けて来られたんだと思うんだよね。皆が思う体育会の魅力って何だろう?


  • H.S.(ラグビー部)

「メリハリがあること」かな。イメージ通りかもしれないけど、ラグビーの試合ってめちゃめちゃキツいのね。1試合で5kmくらいは走るし、身体もぶつかるし。厳しいことをチームで団結して一所懸命にやって勝利をつかみ取って、試合後にはコンパで楽しく盛り上がって労う。一緒にいる時間が長いからよく打ち解けられるし、そういう文化が好き。


  • K.M.(フィールドホッケー部)

その通りだね。大学スポーツのリーグ戦って各ディビジョンごとに総当たりで順位を決めた後に、例えば2部優勝校vs1部最下位校、みたいに昇格・降格を懸けた「入替戦」をやるんだけど、2年前に1部に昇格した時の達成感は何にも変えがたかった。


  • N.F.(バレーボール部)

2人ともアツいね。私はチームとして勝って喜んでっていうのも勿論好きだけど、個人としての成長が感じられるところも体育会の魅力だと思う!バレー部のマネージャーって練習の補佐だけじゃなくって相手校をスカウティングしてゲームの戦略立てたりする仕事もあるのね。初めは下手だった分析がある日試合でピタッとハマって、自分がチーム1点に貢献できたって思う瞬間は鳥肌立った!


  • うちぃ(弓道部)

わかる~!本来大学生って自由にできる時間が多いと思うんだよね。バイト、勉強、友達との遊びとか。そこに敢えて自分たちで練習時間とか細かいルールを決めて練習するからこそ、体育会のチームとしての結束力は強くなると思うし、個人としても結果が出た時の嬉しさは一入だよね!





「イマだから言える、大変だったこと」


  • うちぃ(弓道部)

今回は普段後輩が先輩に聞きづらいような話についても暴露していきたくて。ぶっちゃけ、今までに「部活しんどい」とか「やめたい」って思ったことはある?


  • K.M.(フィールドホッケー部)

あるある(笑)。やっぱり俺の場合は怪我かな。ホッケーってずっと中腰みたいな体勢でやるから腰にめっちゃ負担がかかるスポーツで、俺は慢性的に腰の調子が悪いんだけど、2年生のシーズン中に全治2カ月の怪我をしてしまって。その最中は松葉杖をつきながら2000円くらい交通費出して埼玉のグラウンドまで行って練習を見て返ってくる日々で、その時は本気で「違う道もあったんじゃないかな」なんて思ったよ。


  • H.S.(ラグビー部)

やっぱり相手と接触のあるスポーツだと怪我は避けられないよね。俺もオフシーズンだけどスクラムで小指を粉砕骨折したことがあって、その時はずっとプレーできず辛かったなぁ。


  • うちぃ(弓道部)

仲間が頑張ってるのに自分だけできないっていうのはめっちゃしんどそうだね。弓道はそういう意味では怪我とかは少ないけど、シンプルに結果が出ないスランプに陥ることも結構あって、長いと1年以上抜け出せなくなっちゃうんだよね。オリンピックのアーチェリーと同じように、弓道って自分が的にあてられるかあてられないかっていう競技だから、外したときに全部自分に降りかかってくるのよ。スランプ中はレギュラーに選ばれずに試合に出られないっていう辛さもあるけど、的中率っていう数字と独りで戦わなきゃいけない厳しさはある。


  • N.F.(バレーボール部)

逃げ場がなさそう(笑)。私の場合は物理的な怪我や自分を責めちゃうっていう辛さでは無かったけど、マネージャーっていう役職上どうしてもプレイヤーとぎくしゃくしちゃうことはあったな~。どうしても毎日の練習の準備とかって単調になりやすいんだけど、その中でたまに少し気を利かせて特別なドリンク用意したりするわけ。それなのに感謝の言葉が無かったり、逆にチームが不調な時にミスをするとめっちゃ怒られたり。「なんで私マネージャーなんかしてるんだろう」って虚無になるときもあった。


  • K.M.(フィールドホッケー部)

マネージャーとプレイヤーは確執生みがちだよね。お互いのリスペクトは忘れちゃだめだね。


  • H.S.(ラグビー部)

本当ね。あとこれは今のラグビー部ならではの悩みかもしれないんだけど、「試合に出なきゃいけない辛さ」っていうのもある。今ウチは部員の数が少なくて、十分な練習量も確保できてない。低学年でも、調子が悪くても試合に出なきゃいけない状況で、試合に出ても不甲斐ないミスをしたり、結果が芳しくないんだよね。この先もコロナが収まらないと、こういうしんどさも増えるんじゃないかなって思う。


  • うちぃ(弓道部)

ただでさえ1・2年生はコロナであんまり練習ができなくてモチベーションを保のが難しそうだよね...。弓道部も2020年の3月から半年くらい部活できなくて、再開後も道場の人数制限を設けたりマスク着用は必須だったり、しょうがないけど今一つ不自由なんだよね。


  • H.S.(ラグビー部)

ラグビー部は部活停止中も週1でオンライン上で筋トレとかしてたけど、結局中だるみしちゃって、エンジンが掛かり始めたのは再開直前だったな。


  • K.M.(フィールドホッケー部)

当たり前だけど飲み会とかコンパとかも全部なかったね。そういう練習外の付き合いも体育会の良いところだったりするけど、そういう機会も今後無くなっていきそうだね...。


  • N.F.(バレーボール部)

新歓のやり方も難しくなったね。人の良さも、競技の魅力もリモートだと伝わりきらないんだよね。特にマネージャーの後輩が全然入ってくれなくて大変。


  • うちぃ(弓道部)

そうだよね。1番良いのはコロナが手っ取り早く収束してくれることだけど...。コロナ前のように活動できる日々はまだまだ見えないね...。




「後輩へのエール」


  • うちぃ(弓道部)

いま後輩たちもすごく大変だと思うけど、どんなアドバイスができるかな?



  • H.S.(ラグビー部)

大学の部活の醍醐味って、「勝利を目指して自分たちの手で組織を運営できる点」だと思うんだよね、高校までの顧問のいる部活と違って、大学の体育会はあくまでも学生主体の組織。練習メニューから部のルール、試合の組み方まで全部自分たちでやるんだよね。実はこの前の6月、ラグビー部にコーチを招聘しようとしたんだけど、幹部の4年生で決定したら、3年生以下の練習ボイコットが起きて(笑)。揉めはしたんだけど、全員がイェスマンのチームよりよっぽど良いと思ったんだよね。「勝ち」っていう共通の目標があって、それに対して一人ひとりが積極的に考え抜けば、絶対にアツい4年間になると思う。


  • N.F.(バレーボール部)

やっぱり所属するコミュニティがあるのは大きいと思うよ。それこそ怪我やスランプ、部活以外の就活や人間関係だって、相談できる仲間がいるから乗り越えられた部分が大きくて。コロナで再確認できた部分でもあるかな。


  • K.M.(フィールドホッケー部)

同じく。サークルよりも圧倒的に一緒にいる時間が長いし、涙あり笑いありの経験を共有した仲間とのつながりは他ではできないものなんじゃないかな。


  • うちぃ(弓道部)

そうだね、なかなかコロナで消極的になりがちかもしれないけど、そんな中でも出会えた仲間と一緒に、自分たちのチームのことを考え抜いた4年間は変えがたい経験になると思うし、最後の学生生活で部活を選んだ後輩の皆には、是非「やりきった!!!」って引退してほしいね!


  • 一同

「一橋ファイト!応援してます!!!」




いかがでしたでしょうか?この記事が少しでも1,2年生の皆さんの大学生活の支えになってくれたら幸いです。


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