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メンターブログ#1 ゼミ活動について

こんにちは、エンカレαメンターのワタナベです。


先日はたくさんの2年生がゼミ選びイベントに参加してくれました。ありがとうございました。


今回の記事では、経済学部で「シビア」なことで有名なゼミを経験したワタナベの「ゼミでやっていたこと」と「ゼミ選びで重視すべきこと」をまとめています。(このゼミは自分の代が最後です)



「ゼミってなにするんだろう」「ゼミ選びって何を重視すればいいんだろう」


このような悩みを持った二年生の参考になること間違いなしなのでぜひ最後まで読んでみてください!


メンターのプロフィール










ワタナベ

経済学部4年・ヨット部

1,2年生のころの勉強不足を悔いてシビアなゼミを選ぶ


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目次

  • ゼミでやっていた事

    • 3年前期

    • 3年後期

    • 4年

  • ゼミ選びのよかったこと、後悔

  • まとめ



ゼミでやっていたこと


3年前期

 まずはゼミの分野に関する本の輪読から始まるゼミが多いと思います。自分のゼミも6月の終わりまでひたすら教科書の輪読でした。

 

 この輪読の形態もゼミによって様々です。

 自分のゼミでは毎週英書の1章分(30ページ程)が範囲に指定され、ゼミでランダムに和訳を振られる形で輪読が行われました。このため、該当範囲全ての和訳をする必要がありました。

 このほかにも教授が指定する所謂「ゼミの必修授業」の予習復習などもしていました。

 

 ゼミによってはそもそも教科書が日本語である場合や、週ごとの担当のみが教科書を読みそれを発表する形態のゼミもあると思います。


 一言に「輪読」といってもその形態は様々なので一度先輩や教授に確認することをおすすめします!




まとめ

  • 輪読の形態は様々なのでその形態を事前の情報収集が重要

  • ゼミによっては必修授業がある場合がある!










(約三か月で訳した英文たち)






3年後期

 この時期のゼミの形態、やることはゼミによって様々だと思います。自分のゼミは4年生と合同で行われ、毎週2~3人の先輩の卒論の中間発表や3年生の「プロジェクト」の発表をしていました。

 

「プロジェクト」とは3年生がゼミのメンバー5人と一緒に取り組む実質卒論みたいなものでした。3年の後期は主にこの「プロジェクト」に取り組みました。毎週授業のゼミとは別にゼミのメンバーで集まり、ミーティングを行いながらこの「プロジェクト」を進めていました。自分の担当は先行研究を探すことで、図書館のサイトからアクセスできるデータベースを活用し、海外の文献を漁っていました。このほかに3年生は先輩の卒論へのコメントもしました。(プロジェクトの流れは一番下に書いておきます)


またインゼミが3回ほど開催され、「プロジェクト」を他の大学に発表しました。



※インゼミとは、他のゼミと共同で開催されるゼミのことです。一橋だと三商ゼミを行っているゼミが多い気がします。




まとめ

  • 後期のゼミの形態はゼミによって様々なので情報をちゃんと仕入れるべし

  • ゼミによってはインゼミが開催される場合がある(インゼミがある場合は何かしらの成果物を作る必要がある)




4年

 2月くらいに卒論のテーマ決めを行い、11月現在既に三回程中間発表をしています。

 10月くらいでもまだテーマを決められていないゼミもあるみたいなのでかなり早いスピードで進んでいると言えるでしょう。



 自分は元々日本の食料自給の低さや穀物の貿易に興味があったので、農産物の貿易のデータを用いて実証分析を行っています。



まとめ

  • 卒論を書き始める時期はゼミによって様々

  • 興味のあることがあると卒論は書きやすい

















(卒論の回帰用データのシート)

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ゼミ選びでよかったこと、後悔


よかったこと

 元々シビアなゼミを求めていたこと、ゼミのメンバーとの共同研究のようなものに憧れていたこともあり、ゼミ選び全体としてかなり満足しています。自分がゼミに求めるものと興味のあるゼミを比較することが重要だと言えるでしょう。

 

 自分はそれに加え、3年生の頃に一度卒論を書いているようなものなので、すんなりと卒論を書き始めることもできました。4年生になっていきなり一人で卒論を書き始めていたら、論文の探し方も知らないためかなり苦労していたと思います。


研究も割とちゃんと行っていたため、就活でゼミについて聞かれても、研究へお取り組み姿勢、研究内容共にはっきりと話すことができました。ちゃんとやれば「がくちか」にすることも可能だと思います。




後悔

 卒論の形態を確認しなかったことは後悔しています。

 卒論にはひたすら論文を読みそれを元に自分の考えをまとめるリサーチサーベイや、アンケートを取ってそれを元に論文を書き進めるもの、仮説を元にデータを集め回帰分析を行う実証研究など様々な形態があると思います。


 

自分のゼミでは卒論で実証研究を行う人が多いのですがゼミを決める前にそれを確認せず....データを扱うことの苦手な自分は研究当初、苦労しました。先輩の卒論は図書館で見ることができます。4年生の間、1年近く向き合うものになるので一度確認してみることをおすすめします。



まとめ

  • ゼミに求めるものを軸にゼミを選ぶと満足のいくゼミライフが送れる

  • 先輩の卒論は一度確認すべし




最後に

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

ゼミ活動、ゼミ選びのイメージが少しでも伝われば幸いです!


とは言っても「自分が何に興味があるのかわからない」「自分はゼミに何を求めているかわからない….」このような悩みを持った二年生もいるのではないでしょうか!?

エンカレαでは4年生と面談をすることができます。


少しでも興味がある人はこちらから申し込んでください!



補足


プロジェクトの進み方(自分のゼミの場合)

➀ テーマの大枠決め

ここで主に何について扱うかを決めました、ここでは「○○の貿易」とします。


② 先行研究を漁る

「○○の貿易」に関する様々な論文を読み、これまで行われてきた研究をまとめました


③ 研究方法の決定

自分たちは回帰分析を行い、出てきた結果を考察する実証分析を行うことにしました。面倒くさいようですが回帰さえ回せばどうにかなるので意外と楽だったりします。


④-1 先行研究を漁る

「○○の貿易」で実証分析を行っている研究を中心に読み進め、自分達の「研究の独自性」をいかにして出すか決めていきました


④-2 データ集め

④-1と並行して回帰分析を行うためにデータを集めていきました。具体的には「○○の二国間取引量」や各国のGDPなどのデータを集めました。


⑤ まとめ

 先行研究や回帰分析の結果をまとめて完成です。


 
 
 

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