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vol.5 石原知樹

更新日:2021年3月16日


迷うってのはその分野に少なからず興味があるってこと。

その湧いた興味を大事にしてチャレンジすれば、新しい道は見えてくる。

2020.10.2 文責:吉川捷平

体育会系に所属しながらも、現役で国家公務員試験に合格した石原君。

民間就職が多い中で公務員を選択した理由とは…?

文武両道な石原君の内面に迫りました!!


まずは自己紹介からお願い!

はい、法学部4年の石原知樹です。ゼミは辻ゼミっていう行政学や公共政策を扱うゼミに所属しています。あとは体育会の卓球部に所属していて、現役はもう引退したんですが、今もちょくちょく顔を出しています。


卓球部ではどういった役職についてたの?

役職は新歓係でした。

当時の思い出とかある?

当時は女子部員が全体で2人しかいなかったんだよね。なんだけど団体戦に出るには少なくとも4人必要で、もう2人入部してもらう必要があった。

新歓をしてて思ったのは、女子学生は同性の先輩からの勧誘に安心感を感じる傾向があるということだった。だから、津田塾大学と協力して合同体験会を開催をしたっていうのが1番の思い出かな。

それで結局5人入部してくれて、めちゃめちゃ嬉しかった。笑


5人入れたのはすごい。笑

他に体育会の部活に入ってたからこそ身につけられたことってある?

1番大きいのは色んな人と関わりを持てたことかな。先輩・後輩もそうだし、他大学の人たちとか社会人とコミュニケーションが取れたのが大きな財産になった。



試合中の石原君。上手い人ってこんなに台から離れてても打ち返せるんですね。



なるほどね。次にゼミの活動はどんな感じ? 行政学って聞いた感じシビアそうだけど。

実を言うとめちゃめちゃドチョンだよ。笑

毎週1人が発表するんだけど、同じ学年だけで15人いるから、自分に回ってくるの春夏に1回とかなんだよね。


めちゃめちゃチョロいね。笑 辻ゼミを選んだ理由はあるの?

そうだね。2年の終わりになって公務員が将来の進路としていいかなって思い始めて、辻ゼミの内容って公共政策とか公務員がどういったことをするかを学ぶことができるから、このゼミを選んだって感じかな。


へえ。公務員を志望するようになったきっかけってあるの?

直接的なきっかけはないんだけど、民間企業の情報を集めているうちに、企業は株主のために利益を求めなきゃいけない経済主体であることを実感して、そのマインドが自分に合わないって感じたんだよね。そこから、もっと経済じゃなくて国民のためになる仕事をしたいなって思って国家公務員になることを選んだ。


そうなんだ。俺が就活してた時はそういう視点全く持ってなかったけど、そういう考えを持つようになった原体験とかってあるの?

元々他人のために尽くしたいって思う性格だったのは大きいかも。部活動でも部員の仕事を片っ端から手伝ってたら、いつしか「ママ」って呼ばれるようになってて。笑

そういうのもあって他人が喜ぶのを見るのが自分の幸福につながるってことに気づいたから、より公共的な仕事をしたいって思うようになった。


そんなマザーテレサみたいな人本当にいるんだ。笑

それで国家公務員を志望したってことなんだけど、まず公務員事情について詳しく教えてほしい!

うん。まず大きく地方公務員と国家公務員に分けられるね。地方公務員は都庁とか県庁とか市役所に勤めている人で、直接住民との窓口になってやり取りをする仕事をしてる。一方で国家公務員は日本全体の制度作りとか法律の整備を行っているところで、国民との直接的な関わりはあまりないけど、地方公務員がより働きやすいような仕組みづくりをしてる。


なるほど。めっちゃわかりやすい。で国家公務員の中にもたくさん部門があるんだよね?

そう。国はカバー範囲がめちゃくちゃ広いからいわゆる縦割り行政になってて、分野ごとに国土交通省とか厚生労働省とかがある。その中で会計検査院を選んだのは、現場との関わりが多いから。そもそも会計検査院はそれぞれの省庁の予算を審査して、無駄がないかチェックする部署なんだけど、審査するために現場に出向くことが多いんだよね。毎年10回くらい出張があって、そこに魅力を感じた。


人と直接関わりたいって言ってたもんね。

うん。部活やアルバイトを通じて色んな人と関わって、同じ世代でもみんな全く違う価値観を持ってるって実感したし、その経験のおかげで自分の視野を広げることができたから、社会人になってからも人との関わりは大切にしたい。


そういえば、いつから公務員試験の勉強を始めたの? 部活動との両立大変そうだけど。

3年の始まりからテキスト買って少しずつ始めてた。でも12月までは部活動が忙しすぎてあまり対策できてなかった。で年明けからは毎日5時間くらいやりだして、試験直前は毎日8時間くらい勉強してたかな。

部活との両立は大変だったね。だけど授業の合間とか通学時間とかの隙間時間で、意外に勉強時間の確保はできた。


なるほど。体育会系と国家公務員も両立はできるってことだね。

もちろん大変だったけどね。チャレンジすれば意外となんとかなるから、同じように迷っている人がいたら自分を信じて突き進んで欲しい!


1.2年生で公務員に興味がある人もいると思うけど、アドバイスとかある?

1.2年生で公務員に興味を持ってるっていうのは、かなりプラスだと思う。省庁のインターンは2年生から参加できるし、機会があったら参加してほしい。

それに加えて民間企業のインターンにも参加してみて、民間と公務員の違いを肌で感じておくと、自分の志望動機として確固たる自信が生まれると思う。


色々ありがとう!最後に1.2年生全体に向けてメッセージお願い!

迷ったらチャレンジして欲しいなって思う。迷うってことは、少なからずそのことに関心を持ってるってことだから、迷うに至ったその興味を大事にして欲しい。


いっしーも迷った結果チャレンジしてよかったっていう経験あるの?

さっき話した国家公務員の話もそうだし、卓球部で学外交流を始めたのもそうかな。交流しようって思わなければうちの部内だけで完結できる。でもそれじゃつまらないなって。これは卓球の技術的な部分とも関連するんだけど、部内で同じ人と打ち続けるよりは、部外で色んな人と試合した経験の方が自分のスキルアップに繋がるんだよね。

最初は知らない人と交流することに恥ずかしさもあるけど、その恥ずかしさよりも実際に得られたものの方が遥かに大きかったし、迷わず絶対にやった方がいい。


他大との交流会時の写真。右から3番目が石原君。



そう考えると部活って自己成長できるいい場だよね。部活と就活を両立できるか不安っていう人多いと思うけど、どう思う?

部活動って練習時間も拘束時間も長いし大変だけど、それを4年間やりきった経験っていうのは人生の中でも重要なことだと思う。

しかも就活って説明会とインターン以外は隙間時間にできるものが多いから、時間を有効活用してコツコツ積み重ねれば絶対大丈夫。あとは部活で4年間やりきったっていう経験がプラスアルファとして働いてくるからね。


確かに4年間同じことをやりきったっていう経験がある人は少ないからね。体育会系の人が就活に有利って言われるのはそれも大きいよね。

今日は色々ありがとう!


「迷ったらチャレンジしてみる」っていうのは確かに、って思いました!

留学やインターン、新しいコミュニティに入りたいって思っている人は

1歩勇気を持って踏み出せれば新しい景色が見えてくるかもしれませんよ?

「今何をしたらいいかわからない」という方は気軽にエンカレαのメンバーにご相談ください(4月以降面談開始予定(詳細未定))!

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