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〈2021年度春夏授業紹介第1弾〉世界へ羽ばたく一橋生へ。「履修登録で世界一周?」編  

更新日:2021年5月24日

はじめまして。エンカレッジメンターのえばらしゅんです。


一橋大学に通う皆さんの中には、「将来は海外で活躍したい!」と考える方も少なくないでしょう。世界でリーダーシップを発揮できる人材が多く輩出することを願っています。


しかし、コロナ禍。海外へ行くことが困難な時代になってしまいましたね。


そこで今回は「履修登録で授業で世界一周?」というテーマで、世界各地の社会、法、歴史、言語などについて学べるおすすめ授業をご紹介します!


1か国目:アメリカ社会史総論A(社会学部)

 学期:春夏

 時限:木2

 教授:松原宏之


まずは太平洋を越えてアメリカへ。

アメリカ合衆国は言わずと知れた世界の政治・経済の中心であり、現代社会のリーダーです。海外へ行きたい!海外で働きたい!という時、真っ先にこの国を思い浮かべる人も多いことでしょう。

しかし、そもそもどうしてアメリカはここまで重要な国となったかご存知ですか?


この授業では、南北戦争以降のアメリカについて、「国際関係史」と「市民権の政治」の

相互関係に注目して検討していきます。


分かったつもりで実は分かっていない国、アメリカ。その真の姿を理解したいと思ったならば、この授業を受けてみましょう。あなたのアメリカ観を変える発見があるかも…


<+α アメリカをもっと知りたいあなたへ>

Introduction to the U.S. Legal System(法学部)

 学期:春夏

 時限:水3

 教授:Mc Caskill, Johnathan Thomas


アメリカの法制度について英語で学ぶ授業です。この国は世界屈指の訴訟大国であり、

「え!?そんなことで!?」と思わず叫んでしまうような珍事件ネタの宝庫です。


法制度や法意識、すなわち市民の法に対する考え方も日本とは大きく異なっています。

英語で専門的な内容を学ぶのは骨が折れますが、面白い経験になること間違いなしですので、興味があればとってみることをおすすめします!



2か国目:ヨーロッパ国際関係史(法学部)

 学期:春

 時限:月1木1 

 教授:青野利彦


お次は大西洋を越えてヨーロッパへ。

今やどこへ行っても洋服を着、洋食を楽しむことがスタンダードな世の中。


今日私たちが生きている世界は、ヨーロッパ社会の歴史や文化に大きな影響を受けています。私たちが当たり前だと思っている概念、例えば「主権国家」という考え方を導入したのもヨーロッパでした。


この授業ではそんなヨーロッパの国際関係史について、「17世紀の主権国家体系の形成期を起点に、国際政治システムの変容に焦点を当てながら」学んでいく授業です。


高校世界史の延長線上にある内容ですので、受験直後の新入生は復習がてら受けてみてはいかがでしょう。「日本史選択だったけど世界史も勉強したい!」という方にもおすすめです。


世界はヨーロッパの影響から逃れることができません。国際社会で活躍することを志す皆さんにとって、ヨーロッパ国際関係史への理解は必須の教養といえます。(この授業は単位を取りやすいという意味でも超おすすめです!笑)


<+α ヨーロッパをもっと知りたいあなたへ>

世界の言語入門(イタリア)(全学部)

 学期:春夏

 時限:火2(木3)

 教授:清水朗


イタリア語を学ぶことでイタリアに親しむことができます。

旅行で使えるイタリア語表現を中心に学ぶ授業です。


音楽論A(言語社会研究科)

 学期:春夏

 時限:火1

 教授:小岩信治


西洋音楽史には著名な音楽家が多く登場しますが、詳しいことはよく分からない、という方も多いのではないでしょうか?


この授業では西洋音楽史を題材に、音楽論という学問について考えていきます。

芸術という切り口からヨーロッパ社会をより立体的に捉えることができるかもしれませんよ。



3か国目:アラビア語初級1(全学部)

 学期:春夏

 時限:木3(4)

 教授:高岩伸任


西洋世界を抜け出し、中東へ。

日本に住んでいると、中東の国々を身近に感じることはあまりないでしょう。


しかし、中東諸国は日本と非常に密接に関わっています。

事実、日本は原油の殆どを中東地域からの輸入に依存しており、私たちの暮らしは中東に支えられているのです。


この地域で使われている言語といえばアラビア語。

その特徴は際立っており、文字を右から左へと繋げて書くという他に類を見ない表記体系を持っています。さらに、通常は母音を省略し、子音を頼りに母音を脳内で補填しながら読むといいますから何とも驚きです。


マイナーな言語、と思いきや実は世界五大言語に数えられており、英語、フランス語、スペイン語、中国語にならぶメジャー言語なんです!その使用者人口は3億人といわれており、今後も増加が見込まれています。


そんなアラビア語を基礎の基礎から丁寧に教えてもらえるのがこの授業。

せっかくアラビア語を学べる環境があるのですから、ちょっとかじってみるのもアリでは?


将来資源ビジネスに関わりたい人には特におすすめです!


4か国目:中国法各論(法学部)

 学期:春

 時限:火2金2

 教授:但見亮


やってきたのは中国。


今や世界の新しい中心となったこの国。

2010年にGDP世界第二位となって以降も凄まじい成長を続け、近い将来にはアメリカを抜くとの予測も出ています。その世界的な影響力はもはや日本の比ではありません。


中国について学ぶことは非常に重要といえるでしょう。


この授業では、「中国の法制度に関する考察を通じて、中国社会の過去・現在・将来について考える」ことを目的としています。古代まで遡って中国史を概観しつつ、その社会的な特徴を明らかにしていくスタイルですので、多くの一橋性が興味を持つこと間違いなしです!


日本の法律に飽きてきた法学部の諸君、外国法という切り口も試してみてはいかが?


<+α 中国をもっと知りたいあなたへ>

中国法文献研究(法学部)

学期:夏

時限:火2金2

教授:但見亮

中国法各論を更に深める形の授業です。少人数で中国法に纏わる文献や記事を輪読し、

中国法の姿に迫ります。最低限の中国語力は必要ですが、面白い経験になること間違いなしです。


5か国目:東アジア国際関係論

 学期:春夏

 時限:オンデマンド配信

 教授:崔誠姫



最後は朝鮮半島にやってきました。

朝鮮半島と日本は地理的に近接していることもあり、文化も似通っています。

韓国は人気の旅行先ですし、非常に身近な存在ですよね。


この授業ではそんな朝鮮半島の近代史を中心に、東アジア三地域(日本、中国、朝鮮)の国際関係について、「食」の観点から考えていきます。


東アジアの近代は幕府や王朝の崩壊、帝国主義と植民地支配、冷戦による断絶など、まさに激動の時代でした。その中で「食」を取り巻く状況はどのように変化してきたのか、というのがこの授業の主な着眼点です。


東アジアに生きる私たちにとっては、是非とも知っておきたい教養が満載です。


<+α 東アジアをもっと知りたいあなたへ> 

自然科学史(東洋)(全学部)

 学期:春夏

 時限:オンデマンド配信

 教授:佐藤賢一



科学といえば西洋のイメージですが、東洋にも独自の科学というものが存在するんです。

この授業では、東洋の古代から近代以前までの科学史を学ぶことができます。



帰国:一橋大学の歴史

 学期:春夏

 時限:金3

 教授:大月康弘、酒井雅子


世界一周を経て、我らが母校一橋大学に帰ってきました。

色々な国や地域を巡ってきたところで、「ローカル」に立ち返ってみましょう。


この授業ではその名の通り、一橋大学の歴史を学ぶことができます。

近代から現代にかけて数多くの優秀な人材が輩出した一橋大学、その歩みを辿ればきっと愛校心も深まるはず!




履修登録で世界一周の旅、いかがでしたか?

一つでも興味を持っていただけたら幸いです。


最後までお付き合いいただいた皆様ありがとうございました!



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